クラウド清算アプリで経費精算を簡略化し営業、経理双方の負担を削減したい

受講生

医療系IT会社
名和長政さん

①受講して気づいた会社のDX課題は?

弊社は医療系IT会社でプラットフォームサービスを提供しており、社内全体のDX導入については一定水準を満たしていると思います。
そのため、営業個人で行う業務に着目し、紙ベースの経費精算の見直しを課題として挙げさせていただきました。
現状では、経費申請は月毎にExcelに集計してメールで送付し、領収書はA4用紙に貼付して経理部に郵送しています。
領収書の保管やExcelへの転記、切手購入など作業が多く手間がかかるので、もっと簡単に経費を申請できる方法があればと感じていました。

②課題を元に現在取り組んでいるDXの取組

本講座でノーコードで業務のシステム化を実現するクラウドサービスについて教えていただいたので、経費精算のクラウドアプリを導入を計画しました。
クラウドアプリの導入により、経費精算の入力や承認などの業務フローをスマートフォンやタブレットで手軽に行えます。
月毎の集計データはスプレッドシートで管理し、経理担当者と共有することで、経費の進捗状況を双方で随時確認できます。
また、経費に関する書類を紙保管からデータ保管にすれば、郵送や保管の手間も削減。外部系経理会社への送付も不要になり、インボイス制度にも対応しやすいのではと思います。
経費申請を行う営業の人数や経費申請の数がさほど多くないこともあって導入については未定ですが、実践できれば経理業務の属人化がなくなり、経理担当、営業担当双方の負担を減らせるのではないでしょうか。

③受講後の感想

プログラミングスキルを学ぶ「SAGA Smart Samurai」にも興味がありましたが、まずSAGA Smart Ninja」講座を申し込みました。
中でも印象的だったのが、様々なツールを使った事例を学ぶノーコードツール研修で、業務改善について多くの気付きがありました。
グループで自分たちが進めたい取り組みをまとめ、共通認識を作り上げていくワークは、私自身が現職から離れていることもあり、大変刺激的でした。
また、グループディスカッションでは他社の現状や課題を共有していただき、ゼロからのDX導入は決して容易ではなく、ステップに沿って着実に進めることが重要であると痛感しました。
DX導入の一歩として、本講座を多くの人に知っていただきたく、知人らに「来年もあれば受けた方がいいよ!」とお薦めしています。