DX推進における意識改革の重要性現場の現状や課題の抽出から業務改善を計画

受講生

株式会社フタバ九州
伊万里工場
青木 栄一さん

①受講して気づいた会社のDX課題は?

工場の製造ラインで自動車部品の生産を行っています。
部品の供給依頼は口頭で行っているため、依頼を忘れたり、聞き間違えたりといったミスが発生していました。
在庫管理については1個ずつ手書きで記入しており、在庫管理担当者が現場と事務所を行き来し、漏れやミスがないか別途確認する必要があり、業務効率が悪い点に悩んでいました。
また、本社にはDX室が設置されているものの、現場ではデジタルに抵抗がある職制が多いことも課題でした。

②課題を元に現在取り組んでいるDXの取組

現場にDXを導入するべく、まずは個人レベルでできることはないかと考え、会社に移動願いを提出し、現場6割、DXを進めるための事前準備4割で仕事ができるようにしていただきました。
現状としては、個人的に製造ラインにおける困りごとや課題を紙に書き出し、部品の管理や日報の作成方法について思案している段階です。
しかしながら、DX導入は多数の部署が絡みますし、1人で進められるものではありません。
そこで、まずは職場の意識改革が重要であるという気付きから、本講座で学んだ知識やスキルを自分の言葉で伝えるために独自の資料を作成しています。
ゆくゆくは、既存のタブレットを使ってシステムから部品管理が可能になり、生産性向上に繋がるのが理想です。
実践できるかは未定ですが、本受講で学んだスキルを自分自身のキャリアに何かしらの形で生かしたいと思っています。

③受講後の感想

SNSで本講座のことを知り、社内でDXという言葉を聞いたことがある程度でしたが「話だけでも聞いてみたい」と参加しました。
受講ではDXによる業務改善について学び、その必要性や領域の広さに大きな可能性を感じました。
私自身、十数年デスクワークから離れていたこともあり、充実したカリキュラムで多くの知識を学べる有意義な時間でもありました。
プレゼンテーションの方法やヒアリングのコツなどは、DXに限らず日々の業務や私生活でも、必ず役に立つはずですし、一生モノの知識を得られたと思ってます。
50歳になってこんなにワクワクする学びを得られて、本講座に出合えて良かったという感謝の気持ちでいっぱいです。