管理釣り場×DX業務のスマート化で少人数でも事業規模拡大を目指す

受講生

フィッシングパークひらの様

①受講して気づいた会社のDX課題は?

現在、管理釣り場の運営と経営を一人でやっており業務が多岐に渡っていることや、未経験の会計の業務も手入力で行っており、多くの時間を取られてしまうことが課題でした。
さらに、今後、新しい釣り場をつくり事業規模を拡大したり従業員を雇用したりする計画がありますが、それに伴い会計業務が増えることや、従業員の勤怠管理や給与計算など新たな作業が必要になってきます。
そのため、スタッフを雇用する前にDXを導入する準備をしておき、雇用した時から会社のルールとして定着をさせることが必要だと感じました。

②課題を元に現在取り組んでいるDXの取組

まずは、実際に会計システムを導入しました。帳簿をつけた経験がなくても、会計システムのアシストで仕分けをしてくれたり、初めての確定申告も楽にできたりと大変助かっています。
昨年の4月に会社を立ち上げましたが、会計が初めてでもスマホで簡単にシステムを使うことができます。
会計を一から勉強する時間も省ける上に、経理担当を雇用する人件費も削減できるため導入をして良かったと思います。
会計業務への不安やプレッシャーからも解放され、様々な面でDXの良さを実感することができました。
また、現在、料金の支払い方法は、料金箱に料金を入れてもらっていますが、今後は券売機等に変更し、システムと連携した一括管理を目指していきたいです。
また、将来的には魚の養殖に関しても自動給餌機を導入し、クラウドで管理ができればと思います。
バックヤードの業務を軽減し、お客様とのコミュニケーションを増やしてサービスの向上を目指していきたいと考えています。

③受講後の感想

この度、本講座を受講して、どのようにしてDXを取り入れていけばいいのかを具体的に知ることができました。
釣り場の規模が拡大すると、お客様が増え、お金の流れも変わってきます。
事業の規模拡大には、会計業務の負担が増えることや、従業員の勤怠管理などのさまざまな悩みや課題がありました。
しかし、それらは、DXで解決できるということが分かり、今後の見通しがもてたことが本講座を受講して良かったところです。
弊社のような小さな会社にこそ、DXが効果を発揮することを実感しております。
少人数の雇用でもDX化を行い業務をスマート化することで、本当にマンパワーが必要なところに人員を割きサービスを向上させることで、よりお客様が釣りを楽しんでいただける管理釣り場を目指していきたいです。
そして雇用の機会と地域産業を醸成し、地域活性化にも貢献できればと思います。