業務フローの見直しと社内ルールの整備でワークフローや情報管理のDX化を計画

受講生

株式会社ひぜん

榊原理絵さん
竹本美紀さん

①受講して気づいた会社のDX課題は?

榊原さん:事務職として勤怠管理や営業日報の進捗管理などを担当していますが、社内業務の大半を紙ベースで行っているため、記入漏れなどのミスによる差し戻しや承認者不在による回覧待ちなどの時間のロスが発生し、決裁までに1週間程を要する状況でした。

竹本さん:勤怠管理については、数年前からツールを導入しているものの、紙ベースの申請も併用しており、二重の手間がかかっていました。
また、ほぼ全ての業務が属人化していて、担当者の不在時は、業務が停滞している点も課題でした。

②課題を元に現在取り組んでいるDXの取組

榊原さん:本講座でDXを導入するための最初のステップとして、業務可視化について教えていただいたので、まずは現状業務の棚卸しを行い、業務マニュアルを作成する計画を立てました。
計画の実行についても、プレゼンテーション研修で学んだ知識を生かすことで、上司からスムーズに承認を得ることができました。現在は、業務改善プロジェクトを立ち上げるべく、各部署からメンバーを選出するなど準備を進めています。
最終的にはデジタルツールの導入が目標ですが、ツールを導入したからといってDXが達成できるわけではないので、各業務が連携するための仕組みづくりから積み上げていく予定です。
また、私自身、約4カ月の受講を通じて社内業務へ取り組む姿勢が変わりました。
会議においては、プレゼン資料を作ったり、課題の把握に注力したりするようになり、コミュニケーションの質が上がったのを感じます。

③受講後の感想

榊原さん:仕事終わりの講義で大変だなと思うこともありましたが(笑)、オンラインで色々な会社の人とお話したり、課題を共有したりと、仲良くなれて楽しかったです。
プレゼンテーションのスキルなどは、社員間のコミュニケーションでも大いに役立っています。
今は受講が終わって少し寂しい気持ちなので、またこのような機会があれば参加したいです。

竹本さん:受講前は、DX=システムを導入と思い込んでいましたが、受講を通じてまずはDXを導入するまでの力を身に付けることが大事であることを知りました。
本講座を受講していく中で社内業務に対する見え方が変わり、改善点が目に付くようになったので、今後の取り組みに生かしていきたいです。