営業活動の進捗をシステムで一元管理し情報共有や引継ぎをスムーズに

受講生

佐銀コンピュータサービス株式会社
林桂希さん
筧恵里奈さん

①受講して気づいた会社のDX課題は?

林さん:営業として顧客訪問、提案、見積書作成と業務を進めていますが、案件の進捗管理は個人に委ねられているので、担当者が不在の場合は状況を把握できず、確認や引継ぎに手間と時間がかかることが課題でした。

筧さん:案件の進捗については、2カ月に1度の全体会議でExcelデータを使って報告します。多数の案件データを集計するのには時間がかかりますし、会議に参加できない際は、誰かに伝言を頼んだり、メモを残したりする必要があり不便を感じていました。

②課題を元に現在取り組んでいるDXの取組

林さん:本講座をきっかけに、営業活動の進捗状況を一元管理できるシステムの導入プロジェクトを立ち上げました。
現在は、営業メンバーへのヒアリングから現状課題を洗い出して要件定義を行い、自社開発を含めたアプリ開発業者の選定を検討しているところです。
案件進捗管理システム導入後は、営業部だけでなく、開発部や販売管理システム部とも連携し、社内全体の効率化を図っていく計画です。

筧さん:親会社との情報共有として、オンラインで資料や情報のやり取りができるコミュニケーションツールを使っており、同ツールを社内にも導入していく予定です。
資料やメモをオンタイムで共有し常に全員が最新のデータを把握できる状態をイメージしています。

③受講後の感想

林さん:DXとは何かという基礎からはじまり、現状から改善すぺきポイントの考え方やアプリを活用したタスク管理の方法など、幅広いことを学びました。
受講前は、ITの中にDXがあると思っていましたが、実際はその逆で、DXの取り組み領域の広さに驚くと同時に、大きな可能性を感じました。

筧さん:プログラミングについては基本的な知識がありましたが、本講座でロジカルシンキングやプレゼンテーションスキルといったDXに重要なスキルを学べて、勉強になりました。
業務効率化によって時間ができれば、新たな知識の習得やチャレンジにもつながり、営業としてのレベルがアップすると確信できたので、今後のDX促進に期待したいです。