ワークショップで作成したプレゼンを社内でのRPA導入の提案に活用

受講生

佐賀西部広域水道企業団
生田新吾さん

①受講して気づいた会社のDX課題は?

佐賀西部広域水道企業団では水道に関する事業を行っており、私は企画・広報担当として業務のDX化を担当。
以前からシステム導入には携わっていましたが、社内にDX化を浸透させて業務効率を高めるための学びを期待して参加しました。
水道料金の入力や管理における手打ち作業が多く、入力ミスや作業時間の確保が課題となっていました。
また他の社員にDX化をどう伝えるのか悩むこともありました。
講師を務める株式会社ワクフリの方に以前ご相談したことがあり、開催に合わせて声をかけていただいたのも参加のきっかけです。

②課題を元に現在取り組んでいるDXの取組

入力作業を自動化するRPAの導入に向けて、ワークショップを通して課題の洗い出しや導入に向けた体制づくり、スケジュール立案を行いました。
そのプレゼンテーション内容を持ち帰り、そのまま社内での説明や共有に活用しています。
そしてRPA導入に向けて、改めて業務課題のヒアリングを社内で実施。講座で学んだ手法を活かしながら各部署の意見を集約する中で、事前に考えていた以上に多くの業務を自動化できる可能性が見つかりました。
作業時間や人為的なミスの削減はもちろん、これまで業務量に波があった部分を平均化する効果も期待できました。
これら自動化のメリットやコストなどを改めて精査した上で、具体的な導入に向けて一歩ずつ進みたいと思います。
今回は私個人での参加となりましたが、DX化における考え方の部分を理解するのに非常に有意義な内容だったため、今後は他の社員にも参加を促していきたいです。

③受講後の感想

個別のヒアリングやファシリテーションの方法など、具体的に役立つ情報を一から教わることができました。
また情報技術の面だけではなく、コミュニケーションに関する手法や技術を改めて学ぶことができたのが印象に残っています。
講座の前半は会場に足を運んで参加して、後半はオンラインでの参加となりました。
直接会場で受講する方が他の参加者とも気軽に話しやすかったです。
組織の規模や業務内容などによって、DX化のニーズやスピード感が異なるので、非常に参考になりました。
この講座は、全く知識がない状態からでも十分参加できる内容だと思います。
私自身、DX化に関する書籍などを参考に手探りで行ってきたので、一から丁寧に手順を教わることができて助かりました。
そして会社業務の見直しに繋がる視点も学べるので、いろんな企業に役立つ内容だと感じます。